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老人保健施設の薬剤師の求人についての基礎知識

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介護業界の求人の中で見かけることがある、老人保健施設の薬剤師の募集。介護業界を支える専門家として薬剤師が求められていて、様々な人のために働くことが出来ます。そこで老人保健施設の基礎知識や施設での薬剤師の仕事内容、求人に応募するときのポイントなどについて紹介します。

薬剤師としての専門的な知識を持っていれば、高齢者の手助けが出来るかもしれません。

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老人保健施設とは?

老人保健施設とは、リハビリや医療ケアなどを必要としている高齢者を対象にした施設で、食事や排泄などの介護サービスが受けられます。その施設で生活することを目的とはせずに、自宅に帰って日常生活が送れるようにします。

在宅復帰を目指す施設なので3ヶ月から半年程度で退所することが前提です。対象となる高齢者は65歳以上で、要介護度は1以上となります。医師による医学的管理の下、介護士や看護師がサポートします。また作業療法士や理学療法士によるリハビリテーションも行われ、栄養管理や食事、入浴のサービスも提供されるのが特徴です。

利用者一人ひとりに合せた介護のスケジュールを立て、その計画に従ってプログラムをこなします。施設によっては看護師が24時間常駐していることもあり、手厚いケアを受けられるのも魅力です。身体の状態が好ましくないときや、家族の都合で帰れないときなどは入所期間が長くなるケースも珍しくありません。

在宅復帰を目的としていることから、リハビリテーションには力を入れています。理学療法士や作業療法士などのスタッフが自宅に実際に足を運び、どのような環境で暮らしていたのか、これからどんな家に住むのかをチェックするのです。

実際の様子を観察することで必要なリハビリが分かり、それに合わせて計画を立てていきます。また自宅に帰ったあとにはケアマネジャーと連携して住宅のリフォームや福祉用具の準備もします。退所間近には看護師やリハビリテーションのスタッフが訪問指導をして、より暮らしやすく工夫をするのです。

老人保健施設での薬剤師の仕事内容とは

老人保健施設での薬剤師の仕事は、医薬品の管理です。今施設にはどのような薬があり、どのくらいあるのかをすべて把握します。さらにこれからはどのような薬が必要になり、どのくらい発注すれば良いのかを考えるのです。

記録を残すためにも帳簿などに記入しながら、きちんと管理します。薬の中には劇薬になる可能性がある薬も入っているので取り扱いに注意したり、数が足りなくならないように最低限の数は確保しておきます。入居者一人ひとり処方内容は違うので、薬の種類や数、飲む時間も把握することは必須です。

間違えて薬を配ってしまうと事故に繋がるので、細心の注意を払って薬を配ります。とても広い分野の医薬品を扱うことになるので、幅広い薬の知識も求められます。

老人保健施設での薬剤師として働くメリット

医療機関である病院やクリニックの他に薬剤師の活躍出来る場所としても注目されている、老人保健施設。無理なくマイペースに働くことが出来ると言われていて、人気のある求人としても知られています。メリットとして挙げられるのは、勤務時間が選べる点です。

基本的に時間の融通がきく求人が多く、ライフスタイルに合わせて勤務時間を選べます。午前中や午後だけの勤務時間だったり、週に何回かの勤務だけだったりと仕事とプライベートの時間のバランスが取りやすくなっています。

施設によっては勤務時間を6時間以下に出来たりと、自分で設定出来るのは老人保健施設ならではです。原則的に残業も少ないので、負担の軽減に繋がります。次から次に患者さんが訪れるような医療機関とは違い、特定の高齢者だけに対応すれば良いので、スケジュール通りに動ければ定時で帰ることも可能です。

残業をしてその日の薬歴を記録したりする事務作業も少ないので、長く働く必要はほとんどありません。スキルやキャリアに対しても厳しくなく、様々な理由で離職していたとしてもあまり関係はありません。高度な医療知識や技術はほとんど使わないので、中には調剤経験のない人も受け入れている求人もあるほどです。

求人を見つけるためには専用サイトも使う

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人気のある求人とも言われているので自分自身で求人を探しながら、専門の求人サイトを使うことも重要です。薬剤師に向けた専門の求人もあり、登録料は無料です。登録するとアドバイザーからいくつかの求人を紹介して貰うことができ、その中から選んだ求人に応募します。

応募するときの履歴書や職務経歴書などが必要なときには担当者が添削してくれるので、より自分を魅力的に見せられるような書類作りが出来るのです。相手側の許可が下りれば面接試験に担当者が同行してくれて、自分の代わりに自己アピールもしてくれます。

担当者からの紹介だけでなく会員なら自由にサイト上で求人を検索することもでき、条件を登録しておけば条件に当てはまる求人が出たことをメールでお知らせしてくれるサービスもあります。名前や住所、学歴や資格、職歴などの基本プロフィールを登録しておけば、プロフィールを見て気になった企業や施設からスカウトが受けられるのも専門サイトならではです。

求人を見るときに注意したいポイント

求人を見るときには、どのような条件なのかしっかりと確認します。給与が高いところが希望なら給与のところを、勤務時間にこだわりたいのなら勤務時間の項目に注目します。給与にこだわりたいときにはある程度希望する時給や基本給などを決めて、その条件をクリアしているのか見るとスムーズです。

勤務時間が譲れない条件の場合は何時から何時までの勤務が希望なのか、何時間までなら許せる範囲なのかをしっかりと決めておきます。希望している勤務時間や時間帯ではないときには応募する前に変更することは可能なのか、希望を聞いて貰えるのか問い合わせておくと安心です。

どのような条件が良いのか分からないときには紙に書き出して、優先順位をつけると自分が本当に希望している勤務条件が分かります。譲れない条件を決めたり、あまりこだわりのない条件をあらかじめ考えておくと簡単に求人を比較検討出来るので便利です。

求人を探すときには情報収集を

自分にぴったりの老人保健施設を見つけるためにも積極的に情報を集めて、どのような求人が出ているのかをチェックしておくことが大事です。情報が集まれば勤務先の選択肢の幅も広がりますし、より希望に沿った勤務先が見つかるかもしれません。

余裕があれば施設にも足を運んで、雰囲気やスタッフの様子も観察しておきましょう。